なぜ染めたカラーは落ちていくの?

昭島市で縮毛矯正が得意な縮毛矯正専門店
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ここ数日風が秋の匂いになってきて

気温も30℃を超えるか超えないかという

非常に気持ちのいい日が続いています。

 

このくらいの季節になると

髪色も夏の少し明るい色から

秋の落ち着いた色へと

変えたくなるかお客様が

非常に多くなってきます。

 

ですが、それに伴って

「色がすぐに抜けてしまう」

という悩みが起こってきます。

 

では、なぜ染めた色は抜けてしまうのか?

今日はそのお話をしていきたいと思います。

 

なぜ染めた色は抜けてしまうの?

染めた色が抜けてしまう原因は

大きく分けて2つです。

 

その原因は

「傷み」と「染めた時の色」になります。

どういう事か2つに分けて

詳しくお話していきます。

 

髪を染める時は髪にカラー剤を塗っていくのですが

その時に髪に化学反応が起こって染まり

色が変わって行きます。

 

その化学変化によって

副作用としてダメージが起こるんですね。

 

どういう事かというと、髪を染める時に

髪の中に色素を入れ込んでいかなければいけないのですが

その時に髪の表面にある

髪の皮膚のようなもの

「キューティクル」を開いていきます。

そしてキューティクルが開いているすきに

色素が中に入って髪が染まる

というメカニズムなのですが

キューティクルが開いて

色素が外から中に入れる、という事は

髪の中から外にも出てこれる

という事になるわけです。

その時に髪の中から出てきてしまうのが

髪の中に元々入っている栄養分です。

 

この栄養分が髪の中から外に出てきてしまうと

髪が栄養不足になり

ハリやコシがなくなったり

パサパサしたりといった症状になって

現れてきます。

 

そして染め終わった後に

キューティクルを元通りに貼り付けて

中に入った色素が外に出てこないようにするのですが

一度剥がした物を貼り付けているので

どうしても剥がれやすくなっています。

 

そして毎日シャンプーや

その後のタオルドライでゴシゴシしたり

濡れたまま寝てしまって頭と枕に挟まれたり

ドライヤーやアイロンで熱を頻繁に加えすぎたり

そういった外からの刺激を受ける事で

貼り付けていたキューティクルが

簡単にはがれてしまいます。

 

キューティクルがはがれると

中に入っている色素や栄養分が

外に流れ出てくる。

それが更なるダメージや

色あせの原因になってしまうのです。

 

色あせを予防する方法は?

カラーをする事によって

キューティクルを1度剥がす事は

今の薬剤メーカーの科学や研究技術では

どうしても避けて通れない道です。

 

では色あせを防ぐためにどうすればいいのか?

その解決方法は2つあります。

 

1つは染めた時にしっかりトリートメントをして

剥がす事は最小限に

そして剥がした後に

しっかり貼り付けてもらう事。

これは自分ではコントロールできないので

染める時に美容師さんに

しっかり相談しましょう。

 

そしてもう一つは

なるべく家に帰ってから

キューティクルが剥がれるような

事はしないという事です。

 

自宅でのシャンプー後のトリートメントや

その後のタオルドライ

ドライヤーやアイロンを使う時など

極力刺激が少ないように進めていく事で

キューティクルの剥がれは最小限になります。

剥がれなければ中から外に出てこないので

色あせはしにくくなるという事です。

 

こうやってチョットした事で

色あせは防ぐ事が出来ます。

 

染めた色によって色あせのスピードは違う

あまり知られていませんが

実は染めた色によって

色あせするスピードが違うのは

ご存知ですか?

 

その原因は

「髪が元々持っている色かどうか?」

という事になります。

 

ブリーチをした事がある方であれば

何となくイメージできると思いますが

髪の色を抜いていくと

黒→ブラウン→赤茶→オレンジ→黄色→金髪

へと色が変化していきます。

これが髪が元々持っている色という事です。

 

だから元々髪が持っている色に

近い色で染めてあげると

馴染みがいいので色が長持ちします。

 

色で行ったら

レッドブラウン

オレンジブラウン

イエローブラウン

といった感じです。

専門用語でいうと「暖色系」とも言えます。

見ていると温かみを感じる色ですね。

 

後は目の錯覚も作用しているのです。

例えばオレンジブラウンに染めて

そのオレンジの色素が抜けたとします。

 

ですが、髪が元々オレンジの色素を持っているので

染めた色素が抜けたとしても

髪本来のオレンジが出てきて

あまり抜けたように見えないのです。

 

逆に抜けやすい色は

アッシュ(灰色・グレー系)

バイオレット(紫)

ピンク

グリーン

いわゆる目で見て寒さを感じる寒色系の色が多いです。

この手の色は元々髪が持っていない色なので

抜けてしまったら髪本来の暖色系の色が出てくるため

寒色系→暖色系と色の性質が真逆になるので

色の変化がとても大きいです。

 

色の変化がとても大きい=色が変わった

色が抜けた!と認識しやすい色なのです。

 

色が長持ちする色選び

色を長持ちさせたいという事が

最優先であれば

色が抜けても気づきにくい

「暖色系」の色で染める事をお勧めします。

 

そうすれば仮に色があせたとしても

髪本来の色が出てきて

その色が染めた色と似ていれば

あまり抜けたと感じにくくなります。

 

まとめ

今回は色が褪せてしまう2つの原因と

その2つの対処法をお話してきました。

 

染める時の注意点と

染めた後のライフスタイルに応じて

色の持ちは倍以上にする事も出来るのです。

 

もしどうしたらいいかわからなければ

いつでも042-519-6265にご相談ください。

 

あなたに一番似合い

そして長持ちする色や手入れの仕方を

全てお教えしますよ。

 

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昭島市上川原町2-14-11